最新R&B,HIPHOPニュース

J・ティンバーレイク、カサブランカ・レコーズ創立者を演じる
(09/28)
間もなく主演映画『ステイ・フレンズ』(原題“Friends with Benefits”)が日本でも公開される俳優/シンガーのジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が今度は、パーラメント(Parliament)、ドナ・サマー(Donna Summer)、KISS、ヴィレッジ・ピープル(Village People)、シェール(Cher)らが所属したことで知られるレーベル、Casablanca Recordsの創立者を演じるという。

北米で10月に公開予定のSFスリラー映画“In Time”など主演が続くジャスティンだが、今度はCasablanca Recordsとその創立者ニール・ボガート(Neil Bogart)の人生を描く映画で主演するという。監督/脚本はニール・ボガートの息子であるティモシー・ボガート(Timothy Bogart)が担当。映画の製作は、同じくニール・ボガートの息子で売れっ子ソングライター/プロデューサーのエヴァン・キッド・ボガート(Evan Kidd Bogart)とティモシーが設立したBoardwalk Filmsが担当し、ジャスティンは創立者であるニール・ボガート役で主演をするだけでなく、プロデューサーとしても関わるという。

Casablanca Recordsは1972年に米ロサンジェルスにてニール・ボガートらによって創立された音楽レーベルで、特にパーラメント、KISS、ドナ・サマー、ヴィレッジ・ピープルらを世に送りだしたことで知られる。1977年にPolyGram Recordsによって買収され、80年代には閉鎖したが、1998年にはPolyGramが買収され、2000年に元Columbia Records社長のトミー・モトーラ(Tommy Mottola)によってUniversal Music Group傘下のレーベルとして復活。近年はライアン・レズリー(Ryan Leslie)のアルバムなどが発表されている。ニール・ボガートはCasablanca創立のわずか10年後となる82年に39歳の若さで病死しており、2009年には共同創設者のひとり、ラリー・ハリス(Larry Harris)によって彼の伝記本“And Party Every Day: The Inside Story of Casablanca Records”も発表されている。

なお、ニール・ボガートの息子であるエヴァン・キッド・ボガートは、リアーナ(Rihanna)“S.O.S.”、ビヨンセ(Beyonce)“Halo”、ブランディ(Brandy)“Right Here (Departed)”、少女時代「MR. TAXI」などを手がけるヒットメーカー。彼が音楽面で映画に関わることになれば、ジャスティン・ティンバーレイクのサントラへの参加にも期待がかかるところだ。(s)

ニュース提供:bmr.jp

他のニュースを見る
mero.jpうたフルTOPへ