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ブラック・アイヴォリーのブランディ、ソロ活動へ
(09/29)
日本など海外ではブラック・アイヴォリー(Blaque Ivory)として知られ、ポップな作風で人気を得た女性3人組グループ、ブラック(Blaque)のメンバーのブランディ(Brandi Williams)がソロ活動をスタートさせることが分かった。

TLCの故レフト・アイ(Lisa 'Left Eye' Lopez)のバックアップを受けて1999年にデビューした女性3人組グループ、ブラック。2000年には映画『チアーズ!』(原題“Bring It On”)に出演するなど順風満帆だったが、ナティーナ(Natina Reed)の妊娠出産や、音源の全曲リークなどの問題もあって2ndアルバム“Blaque Out”は発売中止。2002年4月には後ろ盾となっていたレフト・アイが事故死し、所属レーベルをElektra Recordsに変えて3rdアルバム“Torch”を制作していたものの、これもうまくいかず、オリジナル・アルバムは結局99年のデビュー作“Blaque”の1作のみとなっている。

2008年にはTLCのT-ボズ(T-Boz)の家にブラックのメンバー全員が居候し、復活アルバムの制作を追いかけるというリアリティ番組も企画されたが、予告編まで流れながらその後音沙汰はない。来年にはレフト・アイの10周忌を迎える中、独自取材に定評のある音楽サイト YouKnowIGotSoul.comのインタビューに応じたブランディは、「リアリティ・ショウは本当に企画されていたのよ。パイロット版も撮影したし、YouTubeにアップロードされて良い評価ももらったわ。新作“Private Show”をレコーディングしようというところだった。でも私たちはそれぞれ別の目標を持った別々の女たちだった。私は結婚しようという時だったし、子供を育てていたナティーナはゴスペルのほうにいっちゃって世俗の音楽をやりたくなかった。シャマーリ(Shamari Fears)はスパを運営して、(ニュー・エディションの)ロニー・デヴォー(Ronnie DeVoe)と結婚したし。それで、“そうね、一度自分たちの生活に戻って、今はアルバムを作るのはやめましょう”ってことになったの」と説明。また、「私たち3人が、みな同じレベルの情熱でプロジェクトに取り組んでいたかと言われれば、違った」と実質は解散状態だったことを明かした。

そのブランディは現在スタジオに入っており、ソロ・デビュー作を準備中だという。ジャネット(Janet Jackson)を彷彿とさせるというデビュー・シングル“Love It”を10月4日にリリースし、アルバムは来年1月か2月頃の予定とか。プラティナム・ブラザーズ(Platinum Brothers)など、多くをアトランタのプロデューサーたちと制作しているようだ。なお、メンバーのナティーナも現在、ゴスペル・ミュージックに取り組んでいるとのこと。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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