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アデル、またもドクターストップでツアーをキャンセル
(10/06)
今年はじめに発表した2ndアルバム“21”が2011年度最多セールスの最有力候補となっている英人気シンガーのアデル(Adel)が、またもドクターストップによりツアー公演をキャンセルする事態となっている。

今月4日、7日のニュージャージー州アトランティックシティを皮切りに21日まで予定されていた米10都市での公演中止が発表された。アデルは声帯から出血しており、ドクターストップがかかったという。所属レーベル広報は「公演準備を進めている最中に症状がでて、主治医から声帯を正常な状態に戻すためには休養期間を延長する必要があると診断された」と説明。アデル本人も公式サイトに「歌うことは私の人生そのもの。声帯の回復を願う上での苦渋の決断でした。いかに公演中止を深刻に受け止め、打ちのめされ、憤りを感じているか、私自身が一番悔しい思いをしていることを皆が理解してくれていると信じています。公演を中止したことによって、飛行機やホテル代、もしかしたら誕生日や記念日まで台無しにさせたかもしれない。心からお詫び申し上げます。私の喉はもろいので、今すぐリハビリを始めて声帯と精神を鍛え直して、ツアー再開に備えます。これだけは信じて欲しい、私にできることは、いつもみんなのことを思って歌い、音楽をつくることです」と真摯に綴っている。

彼女は今年6月にも喉頭炎のために北米ツアーの延期/キャンセルを行ない、また先月も深刻な風邪と胸部の感染症が原因で欧州ツアーの一部公演キャンセルや英Mercury Music Prizeでのパフォーマンスを辞退している。

なお、“21”は今年1月の発売から世界で1000万枚突破という驚異的なセールスを見せているが、先日ミュージックビデオも公開された最新シングル“Someone Like You”は、最新の米Billboardチャートでもシングル総合のHot 100で先週の2位からふたたび1位へと返り咲き、“21”もアルバムチャートでもいまだ11万8000枚を売り上げて全米3位を記録と、その勢いは衰えるところを知らない。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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