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“I Wish”、“Emotional”などのヒットを放った人気R&Bシンガーのカール・トーマス(Carl Thomas)が、延期していたニューアルバムの発売日を12月6日と正式に発表した。
ここ最近はレディシ(Ledisi)やアヴァント(Avant)らを送りだし大人のR&Bを提供しているVerve Music Groupに移籍しての第一弾アルバム“Conquer”を発表する。今月11日にはこの新作からの1stシングル“Don't Kiss Me”をiTunesなどでデジタル・リリースしている(日本では未発売)。この古き良きソウルを思わせる曲は、ここ最近アッシャー(Usher)やケリー・ローランド(Kelly Rowland)などでヒットを連発している売れっ子のリコ・ラブ(Rico Love)が手がけているもの。
この新作“Conquer”では、デビュー作でヒット曲“Emotional”を提供したマリオ・ワイナンズ(Mario Winans)と“It Ain't Fair”で再タッグを組んでいるほか、アンドレ・ハリス(Andre Harris)、ブラック・エルヴィス(Blac Elvis)、レックス・ライダウト(Rex Rideout)、インターンズ(The Internz)らが参加しているとのこと。
なお、インディから発表した前作“So Much Better”から4年ぶりとなる新作リリースだが、2009年に8年ぶりに新作を発表したマックスウェル(Maxwell)に触発されたのだとか。「ブラザーのマックスウェルの最新作を発売前に聴かせてもらって、R&Bアーティストとして持っていなければならない‘誠実さ’のようなものを思い出させてもらったんだ。ブラックミュージックの‘血筋’を大切にすることがいかに名誉なことかってね」と語っており、R&Bシンガーの矜持を感じさせる内容となりそうだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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