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新曲“Last Hope”とそのミュージック・ビデオを公開し、何度目かの再起を図っているラッパーDMXだが、今月初めに開催された米ケーブルTV局BET主催のBET Hip-Hop Awardsに登場。往年と変わらぬハイテンション・パフォーマンスで復帰をアピール、さらに同授賞式がTV放映された11日夜には同局の人気番組“106 & Park”にラフ・ライダース(Ruff Ryders)時代からの盟友スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)と共に出演、数々の逮捕劇を繰り返してきた過去について「一切の後悔はない」と言い切った。
久しぶりのTV出演となったDMXに対して、「度重なる逮捕・服役でキャリアに長く穴をあけてしまったことへの後悔はあるか」と最初の質問が投げかけられたのだが、「何ひとつ変えたいとは思わない。過去の経験を経て今の俺ができあがった。俺は自分が好きなんだ」とDMX節を展開。さらに「音楽シーンは確かに変化したが、自分の存在価値を明確に理解できているから、長年支持してくれているファンのために俺自分の音楽をやる。正直、他のラッパーには全く興味がないんだ。売れているからといって腹も立たなければ見下すわけでもない。俺は自分の考えやメッセージに集中するつもりだ」などと強気にコメントしている。
同席していたスウィズ・ビーツも｢予想外で、さらに革新的なヒップホップ、リアルな音楽を引っ提げたDMXの復帰を期待してくれ。DMXとは20年近い紆余曲折を共に歩んできた生涯の兄弟のようなもの。サポートしたいね」などとコメント。DMXとスウィズは既にレコーディングも開始し、Twitterではスタジオでの写真も公開。また新曲“It’s Over, The Dog Is Back”もラジオ公開されている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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