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「ウォール街を占拠せよ」(Occupy Wall Street)と訴えて長期戦に突入している経済格差縮小を訴える米市民デモが、各地に飛び火し、海を越えてロンドンにまで波及している中、米ヒューストンで起こっている「ヒューストンを占拠せよ」(Occupy Houston)運動のサポートに同地出身のラッパー、バン・B(Bun B)が動き出した。
「ウォール街を占拠せよ」運動にはタリブ・クウェリ(Talib Kweli)はじめとしたラッパーたちも賛同、協力をする動きがあるが、サウスの重鎮バン・Bもまたこの運動のサポートを開始。地元ヒューストンの「ヒューストンを占拠せよ」運動の拠点となっているハーマンスクエアパークを訪れた。
10月11日、ヒューストンの地下鉄整備士やバス運転手らのデモも連動して行われた抗議運動に参加したバン・Bは、地元紙Houston Chronicleの取材に「これはヒューストン市民として、世界で生きる人間のひとりとして、誰もがどこかで関わるべき問題だと思っている」と真剣にコメント。またHouston Pressには「これはすべてを支配する1％に対して我々99%が立ち向かう戦争だ。数が力になる」とデモへのさらなる参加とサポートを訴えた。
バン・BはTwitterでも「もし君がいま無職で求職もしていないなら参加してくれ」などと盛んに「占拠せよ」活動のサポートをアピール。「ツイートするだけじゃなく、行動しろ、ここに来てくれ」と訴え、自らもOccupy Houston参加者に手ずから飲料水の差し入れを持ち込み「これは党派の争いじゃない、階級闘争なんだ」とさらなる運動拡大を訴えている。
(photo by thecomeupshow)
ニュース提供：bmr.jp
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