
(10/18)
BET Hip Hop Awardsにおいて、ラッパーがそのスキルを見せつける場として定着してきた「Cypher」(サイファー)に、あのティーン・アイドルのジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が出演を希望していたが、毎年DJを務めているDJプレミア(DJ Premier)に参加を断られていたことが明らかになった。
ここ3年ほど毎年行われているサイファーは、エミネム(Eminem)をはじめそのラップ・スキルを評価された新旧アーティストたちが登場する晴れ舞台として注目を集めている。今年のサイファーには、ラップにも挑戦しはじめたアイドルのジャスティン・ビーバーが参加したいという希望を出していたが、サイファーのトラックをプレイするDJとして毎年登場しているDJプレミアによって参加を断られた。
プレミアは先日ラジオ・インタビューでその経緯を説明。「ジャスティン・ビーバーがサイファーに出たがってると頼まれたんだ。俺は『別に問題ないよ、ラップすればいい』って答えた」と当初は歓迎する意向だったものの、「そしたら『リュダ(リュダクリス)に彼のライムを書かせたい』と言ってきた。『Oh No No No No No』ってなったよ。もし自分で書けないなら出てきちゃいけないだろ」と、‘ゴーストライター問題’でビーバーの出演を許可しなかったとのこと。
ヒップホップ・ファンからの注目度も高いこのサイファー企画、今年はリック・ロス(Rick Ross)のMMGレーベル、エミネム(Eminem)のShady Recordsなどレーベル単位でラッパーたちが登場したが、プレミアによればその人選には常に熱い議論が交わされているという。
なおジャスティン・ビーバーは、昨年から自らラップしたビデオを公開するなど‘ラッパー’に憧れているようだが、かねてからゴーストライターの存在が明るみに出ており、これで自ら詞を書いてはいないことが改めて暴露されてしまったことになる。一方、同じくアイドル的なR&Bスターでビーバーとも共演経験のあるクリス・ブラウン(Chris Brown)は、「Chris Brown & Friends」として今年のサイファーに登場、ラップを披露している。
ニュース提供:bmr.jp
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