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ヒップホップ界きってのリリシストとしてカリスマ的人気を誇るラッパー、ナズ(Nas)がデビュー20周年を記念して米人気ヒップホップ誌XXL最新号の表紙に登場、その特集記事の中で、娘の成長に伴い一時は引退を考えていたことも明かした。
超個性派新鋭ラッパーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)がインタビュアーを務めたことでも話題の同企画の中で、「クレイジーな世界だから、娘が幼い時はいいが、俺がやっていること、生きるためにやってきたことへの分別がつく年頃になったらラップを辞めるつもりだった。娘がティーンエイジャーになるまでこの世界にいるとは思っていなかったよ。だが素晴らしい瞬間もあるからこの仕事ができて嬉しく思うこともある。娘には、“ラップしている時は別人格なんだ。信じておくれ”って言うこともあるんだ」などとナズは明かし、17歳になる愛娘を持つ父親としての一面をのぞかせている。
さらにタイラーから「単刀直入な質問だが、すべてに満足している、っていうか、朝は幸せを感じながら目覚めてる?」と聞かれると、「ニューアルバムに“Life Is Good”と付けているくらいだからな、すべてに満足していて幸せさ。時には目覚めた時に子供たちが傍に居ないことが寂しい時もあるが、それくらいかな。たとえ独りでいる時でも、充分満ち足りているよ」と音楽活動も含め日々充実している模様。
関連してナズは先週末、地元ニューヨークで開かれたこのXXL誌の発売記念イベントに出演。“Life's A Bitch”をAZとパフォーマンスしたのに続き、今年発表され話題を呼んだコモン(Common)と共演曲“Ghetto Dreams”を披露した。さらにモス・デフ(Mos Def)、メイノー(Maino)といった豪華サプライズ・ゲストが続々と登場し、聴衆を熱狂させたという。また今月初旬には新作からのファーストシングル“Nasty”のミュージックビデオも公開されている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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