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7月、北ロンドンの自宅アパートで遺体となって発見されたという速報が世界に衝撃を与えた英人気シンガー、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の検死結果が発表され、致死量を超えたアルコールの摂取による急性中毒死と発表された。エイミーの体内には、飲酒運転を取り締まる際の法廷制限量の5倍以上のアルコールが残っていたという。
スザンヌ・グリーナウェイ(Suzanne Greenaway)検察官によると、検死結果は「数週間の禁酒の後に再びアルコールを摂取したことに起因する急性中毒による事故死」と判明。さらに、事件当日、エイミーの自宅現場に駆け付けた警官が「寝室に空のウォッカ・ボトル数本が転がっていた」と証言。エイミーが亡くなる数日前から再び飲酒していたことを主治医も認め、「前日夜には‘ほろ酔い’状態にあったが自殺の兆候はなかった」などと語っている。エイミーはアルコール離脱症状を軽減する鎮痛剤などを含む薬を処方されていたが、これらの薬が直接の死因ではないと判断された。
死因について薬物過剰摂取説が根強く囁かれていたが、これらの噂を一貫して否定していたエイミーの家族からは、「エイミーは、我々家族にとっても大きな痛みだった彼女のアルコール問題と闘っていたのだと証明されました。エイミーは結局打ち勝つことはできなかったけど、彼女の身に起こったことについて事実が判明して安堵いたしました」とのコメントが出されている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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