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元々は自身の誕生日である9月20日にリリースする予定だったザ・ドリーム(The-Dream)のニューアルバム“The Love, IV”が、来年3月20日の発売に決定したことが発表された。
リアーナ(Rihanna)の新作“Talk That Talk”に参加するなどプロデューサーとしても活躍しているR&Bシンガー・ソングライターのザ・ドリームは、自身の新作“The Love, IV”の発売日が無期延期になったことに不満を抱き、「無料のインターネット・アルバム」と称した完全新作の“1977”を本名のテリウス・ナッシュ(Terius Nash)名義で8月31日に無料公開。これは、「Def Jamの誰ひとり、この無料アルバムは喜んでないけど（笑）」と所属レーベルのDef Jamの意向を無視しての強行突破による無料リリースとなり、その後も「無料のアルバムをもう1作リリースするかも。まぁそんなことしたらDef Jamに暗殺されるだろうけどね！」などと発言し、レーベルとの関係悪化を匂わせていた。
しかし今月9日にTwitter上で「ところで俺、“Love Five”のコンセプト作りを進めてたんだ。3月までにはスタートさせなきゃな。“Love IV”は3月20日発売だからな！ 2013年にはまじで休暇を取りたい……。だから2012年のうちにできるだけのことをやるつもり。“Love IV”だろ、“Love Five”だろ、“Nikki”に、あとダチのビッグ・ショーン(Big Sean)と映画を撮って、そのサウンドトラックも……。ぜんぶ2012年中にやらなきゃ！」と発言。4thアルバム“The Love IV”の発売日を3月20日と発表しただけでなく、その続編アルバムや映画の構想まで明かした。“Nikki”は以前に明かしていた新作アルバムのことで、これまでに発表した曲“Nikki”、“Nikki Pt. 2”で描かれた女性ニッキーをテーマにしたもの。最低13曲を収録し、「Nikkiは無料じゃない。買うに値する‘女性’だからね」とされている。
しかし彼は、テリウス・ナッシュ名義の新作“1984: Persona of Love”を来年早々にリリースしたいとも以前に語っており、また“1977”でお披露目していた新人女性シンガーのプロデュースも進めているだけに、ここでの発言すべてが実現するかは怪しいところ。もっとも、一時は引退宣言まで飛び出していた彼の活動意欲が高まっているのは確かと言えそうだ。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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