最新R&B,HIPHOPニュース

強烈ビデオのロブ・ロイが改名、来年には新作も
(11/14)
静止画の中で口だけが動く演出が効いたミュージックビデオ“Fur In My Cap”が話題を呼び、カニエ・ウェスト(Kanye West)、ファレル・ウィリアムス(Pharrel)らから絶賛されたアーティスト、ロブ・ロイが本名のロバート・レイモン・ロイ(Robert Raimon Roy)に改名。年明けにもサード・アルバム“Le Tigle Blanc”を発表する。

ロイは、ラップや歌はもちろん、ビートメイキングなど音楽プロデュース、さらには映像制作なども自ら手がけ、「ジャンル」で括られることを拒否し、自らを「コラージュ作家、短編小説家」などと称するアーティスト。先の“Fur In the Cap”で注目を集めた彼は、スティーヴ・アオキ(Steve Aoki)のDim Mak Recordsと契約し、“Carmencita”で2010年URB誌ベスト・ビデオ賞を獲得するなど、映像と併せて評価されている。

そのロブ・ロイが、ロバート・レイモン・ロイに改名して9月末にリリースしたシングル“Little Egypt Wavy”に続いて、ニューアルバム“Le Tigre Blanc”を年明けにもリリースすると発表した。MTV Iggyのインタビューで彼は、「新作では6割以上を歌っているけど、より‘喋ってる’感じかな。かなり言葉数は減らして、倍速でラップしたりせず、だらだら喋ってる感じ。自分にとってラップは、良い文章を書くということと正反対なことが多い。技巧を駆使してアイディアをカモフラージュしてしまうと、むしろダメなものができてしまう」などとコメント。ロイとルシアン・ウォーカー(Lucian Walker)の共同作業で全編をプロデュースしており、その内容は「ポスト・ヒップホップ/R&B」とまで言い切っている。

この新作の発売日など詳細は発表されていないが、一部ウェブサイトでは2012年1月31日発売とされている。

ニュース提供:bmr.jp

他のニュースを見る
mero.jpうたフルTOPへ