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今月8日、44歳という若さで急逝したラッパー/プロデューサーのヘヴィ・D(Heavy D)のトリビュート・パフォーマンスが米時間の今月17日にアトランタで開催されるSoul Train Awardsで執り行われることが発表された。
死の直後から、DJやラッパーたちが続々と追悼ミックスや追悼曲を発表しているが、米時間の17日(放映は同27日)に開催されるSoul Train Awardsで、急逝したヘヴィ・Dを追悼するコーナーが設けられるという。ヘヴィ・D&ザ・ボーイズのメンバーだったプロデューサーのエディ・F(Eddie F)をはじめ、カーティス・ブロウ(Curtis Blow)、ノーティー・バイ・ネイチャー(Naughty by Nature)、ビッグ・ダディ・ケイン(Big Daddy Kane)、ダグ・E・フレッシュ(Doug E Fresh)、ダディ・O(Daddy-O)といった90年代を彩ったヒップホップ・アーティスト達による追悼パフォーマンスが予定されているとのこと。
またヘヴィ・Dの検死解剖が行われたが、薬物検査の結果がまだ出ていないため、その死因はまだはっきりしていない。事件性はないが、ヘヴィ・Dは死の一週間前に肺炎からきていたとおもわれる咳を止める薬を処方されており、急死との因果関係を確認するために薬物検査の結果が待たれている。
なお告別式は、今月18日、ニューヨークのグレース・バプティスト教会で執り行われることが発表された。家族や親族、ごく親しい友人達だけによる葬儀では、ディディ(Diddy)と黒人指導者のアル・シャープトン(Al Sharpton)牧師が弔辞を述べることになっており、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)らも出席する模様。その前日17日午後6時からは同教会で一般弔問も受け付けられるており、ヘヴィ・Dの広報からは、献花の代わりに遺されたひとり娘のために設立されたHeavy D and Xea Myers基金への募金が呼びかけられている。また、遺族からは、ヘヴィ・Dが家族や友人たちに注いだ惜しみない愛情とその温かい人柄を偲ぶコメントも寄せられている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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