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ネプチューンズ(the Neptunes)として数々の大ヒット曲を手がけてきたプロデューサー/シンガーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が、故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)への楽曲提供話が、とある‘誤解’から実現しなかったというエピソードを明かした。
米ニュースサイトのThe Huffington Postが運営、音楽業界の重鎮や人気プロデューサーたちにインタビューをするビデオ・シリーズ「The Tanning Effect」に出演したファレルは、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が2002年にリリースしたソロ・デビュー作“Justified”の大半を手がけたことを尋ねられ、元々はマイケル用に制作した楽曲を使ったと話した。
当時ファレルは、マイケルのための楽曲をいくつか制作したものの、「マイケルのマネージャーに、“なぁ、マイケル用の曲があるんだ”って言い続けてたんだ。そしたら忘れもしない、“マイケルはSuperthugみたいなのが欲しいんだ!”って言われてさ。“え?”って感じだった。これじゃダメなのかってすごくがっかりしたの覚えてるよ。彼はいまでも俺のアイドルだしね」と、ネプチューンズが手がけたノリエガ(Noreaga)1998年のヒット曲“Superthug”タイプのものをマイケルは希望していたとマネージャーは主張し、マイケル用に制作された曲はボツになったのだという。
しかしその後、ファレルはジャスティンのソロ・デビュー作を手がけることになり、ボツ曲を元に制作。するとマイケルから電話をもらったという。「笑える話なんだけどさ。ジャスティンの曲がリリースされた後、マイケルと会った日のことは忘れないよ。マイケルは、ジャスティンの曲をジャスティンっぽく歌ってみせて、“君はこういう曲を僕にくれたらよかったのに”って俺に言ったんだよ」と、‘すれ違い’になったエピソードを苦笑い混じりに語り、「でも素晴らしい時間だったよ」と振り返った。
ネプチューンズはマイケルの存命中に彼の曲を手がけることはなかったが、死後にリリースされたリミックス集“The Remix Suite”で、“Never Can Say Goodbye”のリミックスを手がけている。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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