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今年で5周年を迎えた最大級の国内R&B系アーティストによる一大音楽フェス、「福岡R&B祭」が今月19日に開催され、6時間以上にもおよぶ公演時間ながら最後まで熱気に満ち、大盛況で幕を閉じた。
三浦大知、MIHIRO〜マイロ〜、Full Of Harmony、HI-D、LL BROTHERS、LEOといったSUGAR SHACK FAMILYをはじめ、宏実、青山テルマ、山口リサ、KGといったアーティストたちが参加。地元福岡出身もLL BROTHERSだけでなく、COOL M.B、JAMOSA、そしてシークレット・ゲストとしてCHIHIROも出演。総勢16組以上もの日本が誇る才能が集結した。
オープニングを務めたMIHIROが「GO!!」「Take Me Higher!!」と続けてアップテンポな曲で盛り上げ、序盤から一気に場内は加熱。彼が作詞作曲に携わったTEEのヒット曲「ベイビー・アイラブユー」をMC中に歌うなどのサービスも披露し会場を沸かせた。そのTEEはこの日司会を務めており、中盤では特別に同曲をパフォーマンスするひと幕も。山口リサのステージでは共演曲「why」のためにフィーチャリング・ゲストのCHIHIROが登場。宏実は途中、‘この手をずっと離さずに居て欲しいの’という歌詞どおりに観客の手をつないで「Why」をアカペラで披露した。
前半はLL BROTHERSが地元トークも交えながらベテランならではのステージで魅せて終了。地元キッズ・ダンサーたちによるパフォーマンスに続いて、LL BROTHERS、Full Of Harmony、HI-Dの5人によるスペシャル・ユニット=RUNNING MANによる、ニュー・ジャック・スウィングへの愛溢れる「Every Little Step」が披露されて後半戦に突入。前半戦ラストのLLの後を受けて地元の大物、COOL M.Bが後半戦を熱くロック。続くHI-DのステージでもCOOL M.Bは登場し、R&Bで結ばれた絆を見せた。ボーカル片桐舞子の声帯不調により出演をキャンセルしていたMAY'Sの河井純一(NAUGHTY BO-Z)をDJに連れて来たKGも‘とんこつラーメン’をお題にライブならではのフリースタイルを披露。終盤は、Full Of Harmony、JAMOSAと続いて三浦大知が本編トリを飾り、華麗なダンス・パフォーマンス、マイクを口から離しての「Lullaby」アカペラなど短い持ち時間ながら会場を魅了。最後の「STOP!!」ではこれまたシークレット・ゲストで千晴も登場し、大いに盛り上げた。
アンコールではコラボ・ステージが披露され、HI-D×山口リサ、Full Of Harmony×COOL M.Bと続き、最後はSUGAR SHACK FAMILYが圧巻のパフォーマンスで締めくくった。計60曲以上、6時間以上にもおよぶ長丁場の音楽フェスながら、開演から終演まで大盛況。これだけの規模の「国内R&Bアーティストの音楽祭」を継続的に開催しているのは全国的にも珍しく、福岡におけるR&B熱の高さを強く印象づけるフェスとなった。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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