
(11/25)
元Cash Money Recordsのラッパーで、いまや大スターとなったリル・ウェイン(Lil Wayne)が所属していたホット・ボーイズ(Hot Boys)の先輩格としても知られるジュヴィナイル(Juvenile)が、まもなく新作をリリースする。
昨年発表の“Beast Mode”に続くジュヴィナイルのニューアルバム“Rejuvenation”からはリック・ロス(Rick Ross)が参加した1stシングル“Power”がリリースされているが、スナップ(Snap)“The Power”をサンプリングしたこのシングル、久々にかつての盟友マニー・フレッシュ(Mannie Fresh)が手がけている。米Billboard誌のインタビューでジュヴィナイルは、「ショウに一緒に出演したりしていたし、交流はずっとあったんだけど、ゆっくり落ち着いてスタジオに入る機会がこれまでなかっただけさ。あいつが俺の新作の85%に関わってくれて嬉しいよ。あいつはヒューストン、俺はニューオーリンズで過ごしていることが多かったからこれまではお互いに違うことをやっていたわけだけど、別に‘別々の道を進んだ’ってわけじゃないんだぜ」と語り、しばらく絡みのなかったからと言って不仲だったわけではないと説明している。
どうやら大半をマニー・フレッシュに任せたらしいこの新作、リック・ロス以外のゲストには、最新作が大ヒット中のドレイク(Drake)が参加しているという。「おかしなことに俺はまだトラックを聴いてないんだけどね。マニーを信じて、聴かずにレコーディングしたんだ。ドレイク寄りの曲になっていると思う」と話しており、他にもロイド(Lloyd)、トレイ・ソングズ(Trey Songz)らが参加していると名前を挙げた。ちなみにドレイクは、ジュヴィナイルの“Back That Azz Up”をリメイクしたことがあり、「あのバージョンはヤバいね。俺のよりR&Bっぽくなっているけど、そういう風に違う方向へいくところがクリエイティブだ」とドレイク版を絶賛している。
そのジュヴィナイルのニューアルバム“Rejuvenation”は12月13日発売予定。ただし、Amazonなどの一部ECサイトでは来年1月の発売に延期されている。
なお、ホット・ボーイズの再結成はあるか?との問いには、「ぜひ再結成アルバムを作りたいね。ベイビー(Baby)には言ってるんだけど、ちゃんとした話し合いにはまだなってないんだよ。俺がコントロールできることではないしね」と述べており、前向きな姿勢は見せているものの、具体的なプランなどはないようだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau