(12/01)
アトランタ出身の新鋭ラッパー、ワカ・フロッカ・フレイム(Waka Flocka Flame)が、今夏に発表した兄貴分グッチ・メイン(Gucci Mane)とのコラボ作“Ferrari Boyz”に続く新作のリリースが来年に延期になったことを明かした。
昨年リリースしたデビュー作“Flockavelli”では、米Billboardアルバム総合チャート初登場6位を獲得、今後のブレイクが期待されるものの、音楽業界への不信感などから新人ながら早くも‘引退’を口にしていたワカ・フロッカ。年内ギリギリの12月31日リリースが予定されていたニューアルバム“Triple F Life”について、「ちょっとリリースを急ぎ過ぎていたよ。だから、来年早々に延期させるよ。新作には自分のすべてを注ぎ込まなければいけないからね」と発売延期させることを米Billboard誌に対し発表。
さらに、「俺は、実際に音楽を聴いてくれる人たちに対してじゃなく、まるでレーベルを喜ばせようとしていたんだ」「金のために汚い奴らがどんなことをするか分かるだろ。でも俺は友人("F"riends)、ファン("F"ans)、家族("F"amily)のためにこの新作(Triple F)を作っているわけだから」と述べ、業界への不信感は変わらず根強いようだが、「俺は、来年のNo.1アーティストになる。これは予告じゃない、事実だ！」と宣言するなど再びラップゲームへの意欲を見せているようだ。
新作“Triple F Life”からは、最新作が大ヒット中のドレイク(Drake)をゲストに迎え、若手注目株レックス・ルーガー(Lex Luger)のプロデュースによる“Round of Applause”を先行シングルとしてリリース済。この新作には他に、音楽シーンへの復帰で注目のDMXも参加しているとか。
なお、新作は来年に延期の運びとなったが、カニエ・ウェスト(Kanye West)率いるG.O.O.D Music入りが噂される注目ラッパー、フレンチ・モンタナ(French Montana)との共同名義によるミックステープ“Lock Out”のリリースを今月9日に予定している。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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