
(12/02)
米ヒップホップ・シーン注目の若手をピックアップするXXL誌の恒例企画「Top Eleven Freshmen of 2011」に選出され、とんとん拍子でヒップホップの名門Def Jam Recordsとの契約を果たしたラッパー/プロデューサーの、ビッグ・K.R.I.T.(Big K.R.I.T.)だが、待たれるメジャー・デビューアルバムのリリースは来年にズレ込むことが決まった。
ビッグ・K.R.I.T.は、今年6月にDef Jam契約第一弾となるEP“R4 the Prequel”をリリース。それに続いてアルバム“Live From The Underground”を今年9月末に出す予定としていたものの発売延期。続報が途絶えていたが、サンプリングの使用許諾に時間がかかっていることなどが延期の原因であることを説明。さらに、「でも結局は俺自身が最も手厳しい批評家ってこと。内容に100%納得がいくまで発表するつもりはないね。ヒット曲を作るのが目的じゃなく、聴いた人が別の人に自然に薦めたくなるような音楽を目指している」と自身の音楽へのこだわりを優先したい旨を語った。
また、「もちろん売れるようにも努力するが、皆がその音楽を聴いてくれること、音楽を発信することが大切なんだ。だから無料ミックステープを出すことにも意義があるのさ」と話しており、この来年早々にはアルバム発表の前に新作ミックステープ“4Eva & A Day”を発表する予定。最近では、T.I.の“Flexin'”をプロデュース、ザ・ルーツ(the Roots)の新作“Undun”からの1stシングル“Make My”にも参加するなど、さらなる注目を集めている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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