
(12/05)
先日もリル・ウェイン(Lil Wayne)によって設立されたYoung Money Entertainmentと14歳の少年シンガーが契約するなど、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の大成功以降、キッズ・アーティストへの注目が高まっているが、今度はジェイ・Z(Jay-Z)率いるRoc Nationが15歳のキッズ・ラッパーと契約したと報じられている。
Roc Nationとしては、ウィル・スミス(Will Smith)の11歳になる娘、ウィロウ(Willow Smith)に続く‘子供’アーティストとなると言われているのは、人気オーディション番組「X-Factor」アメリカ版の最初のシーズンとなった今年、7週目まで勝ち残ったブライアン・ブラッドリー(Brian Bradley)ことアストロ(Astro / Astronomical Kid)。ニューヨーク出身、96年生まれの弱冠15歳だが、ブルックリンのラッパー、シャー・スティミュライ(Sha Stimuli)のアルバムに客演したことがあるなどすでにキャリアを積んでおり、公式サイトも存在する‘アーティスト’。彼がRoc Nationと契約したと報じたゴシップ・サイト Media Takeoutによれば、ジェイ・Zは「こんなエキサイティングな才能を持った新人は初めて耳にした」と絶賛、「パフォーマンスに感激しただけでなく、歌詞や方向性に彼の持つ自信をのぞくことができた」とも語っているという。またアストロは、レーベルメイトであるウィロウの来年4月3日にリリース予定のデビュー作に参加予定とか。
しかし一部では誤報の多いMedia Takeoutの報道に疑念を呈しており、アストロ側もRoc Nation側も具体的なコメントはまだない。Examiner.comは、Sony Musicが契約を考えているとしてもSony内のレーベルへの所属で、Roc Nationとの契約は考えにくいとの「X-Factor」の内部関係者からのコメントなどを紹介し、誤報だろうと結論づけている。
もっとも、「X-Factor」自体は今月22日の優勝者が決定される放送を前に‘負け’が決まったアストロだが、この報道で注目を浴び、他の‘キッズ’たちよりひと足先に次のステージに進む可能性もありそうだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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