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キャリン・ホワイト復活! 新曲リリース、17年ぶりのアルバムは来年に
(12/06)
昨年夏に活動再開のニュースが報じられた女性R&Bシンガー、キャリン・ホワイト(Karyn White)がついに待望の新曲をリリース。ついに本格的に始動した。

キャリン・ホワイトは、1994年に発表した3rdアルバム“Make Him Do Right”以降はほとんど表舞台から消えていたが、今年11月28日にニューシングル“Sista Sista”をリリース。アコースティックな装いで歌われる同性への応援歌で、以前よりもソウルフルになったキャリンの歌声に驚かされること必至だ。さらに17年ぶりとなるニューアルバム“Carpe Diem”を来年リリース予定で、その中にはこの“Sista Sista”のほかに、シンディ・ローパー(Cindy Lauper)の名曲“True Colors”のカバーも収録されるとか。

キャリンは音楽活動再開にあたって、「これまでにやったようなことをするつもりはないの。新しいことをやるわ。今はソーシャルメディアやインターネットなんかで活動の裾野を広げることができるし」と語っており、新たに「Karyn's World Website」というサイトを立ち上げ、その中で、以前報じられていたリアリティ・ショウを観られるようにしたり、近年はインテリア・デザイナーとして活躍していたというキャリンがデザインしたものを買えるように準備中という。また、「音楽はいつも私の中にあるの。一時は業界から身を引いたとしても……音楽、メロディ、リズムは身体から抜けないのよ」とも語っている。

キャリン・ホワイトは 1988年にベイビーフェイス(Babyface)一派のバックアップを受けてデビュー、代表曲のひとつとなる“Superwoman”は後にベテランのグラディス・ナイト(Gladys Knight)が取り上げるなど、女性シンガーに愛される曲となった。その後91年にはジミー・ジャム&テリー・ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)のプロデュースで“Ritual of Love”を発表し、“Romantic”は全米1位のヒットに。翌年の92年にはテリー・ルイスと結婚し、子供ももうけたが後に離婚している。94年の“"Make Him Do Right”を最後に自身のリリースは途絶え、その後はGTSの曲に参加したり、モーニング娘。のカバー集に参加するなど日本で散発的に名前を見ることはあったものの、ほとんど音楽活動をしていなかった。

なお、キャリンは2006年頃に“Sista Sista”という新作をリリース予定だったとされており、今回の新曲は当時の未発表曲ではないかと推測される。2007年に発表したベスト盤には、その未発表作から“All I Do”と“Disconnected”が収録されていた。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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