(12/08)
リル・ウェイン(Lil Wayne)、ドレイク(Drake)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)らスターを抱えるYoung Money Entertainment/Cash Money Recordsに所属する若手ラッパーのタイガ(Tyga)だが、12月に予定されていたメジャー・デビュー作の発売が来年に延期された。
タイガは、Cash Money移籍第一弾でメジャー・デビュー作となるニューアルバム“Careless World: Rise of the Last King”の発売を12月20日に控えていたが、同レーベルの常か、やはり発売延期。これについてラジオ出演時に彼は、「延期しなくちゃならねえ。やっと12月20日に出せると思ったのに、結局1月24日になりそうだ。むかつくわ」と正直に不満を吐露。もっとも、この延期の理由はサンプリングの使用許諾待ちのためとのことで、これについても「しょうもない」とは言うものの、「まぁ無茶なことをやろうとしてるからな。マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のサンプリングとかね」と許諾に時間がかかる理由を自ら説明、おとなしくリリースできるタイミングを待つようだ。
この新作“Careless World: Rise of the Last King”からは『アメリカン・アイドル』ファイナリストの白人シンガー、クリス・リチャードソン(Chris Richardson)を迎えた“Far Away”や、ドレイクを迎えた“Still Got It”などがすでにシングルとしてリリース済で、アルバムにはニッキー・ミナージュも参加予定とのこと。なお、新作発売は延期となってしまったが、その代わりということなのか、つい先日には無料ミックステープ“#BitchImTheShit”を発表。ドレイクやリル・ウェインらが参加しており、同作から“Make It Nasty”のミュージックビデオもリリースに合わせて公開されている。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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