
(12/09)
いよいよ今年も残すところあと1ヵ月を切った中、米TIME誌と米Rolling Stone誌がそれぞれ年間ベスト・アルバムのランキングを発表。「2011年最多セールス・アルバム」が確実視されるアデル(Adele)の“21”がいずれも1位にランク付けされた。
TIME誌の年末恒例「年間なんでもトップ10ランキング」企画の「2011年トップ10アルバム」、ならびにRolling Stone誌の「2011年ベスト・アルバム50選」の両方で、アデルが2011年最高のアルバムの座に輝いた。どちらも失恋の悲しみを歌った内容を褒め、また両者とも‘中でももっとも涙を誘う曲’として“Someone Like You”を挙げている。
他に両誌でトップ10が共通したのはジェイ・Z(Jay-Z)とカニエ・ウェスト(Kanye West)のコラボ作“Watch The Throne”で、TIME誌で3位、RS誌で2位となっている。TIME誌の5位には新人フランク・オーシャン(Frank Ocean)が無料で発表した“Nostalgia, Ultra”が、8位にはベテランのビースティ・ボーイズ(The Beastie Boys)の久々の新作“Hot Sauce Committee Part II”がランクインしている。
なお、世界で1300万枚以上売り、イギリスではエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)“Back To Black”を超えて「今世紀もっとも売れたアルバム」になったアデルの“21”だが、iTunesによる年間セールス・ランキング「Rewind 2011」でも最も売れたアルバムとして1位に。また、“Rolling In The Deep”でシングル部門でも1位を獲得した。加えてイギリスの年間セールスでは1位が“21”になったのはもちろんのこと、‘アデル・ブーム’を受けて2008年発表の前作“19”も110万枚を売り上げて2位と独占している。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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