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米サンフランシスコ出身ながら、現在は日本に住み、日本を拠点に活動しているR&B/ポップ・シンガーのマット・キャブ(Matt Cab)が福島で11月に開催されたキャンドル・ナイトのドキュメンタリー映像を公開、復興への願いを込めたこのイベントをサポートしている。
上智大学への留学を経て現在は日本でソロ・シンガーとして活動しているマット・キャブは、11月11日に福島県の郡山駅西口駅前広場で行われた「がんばろう福島！ “絆”づくりキャンドルナイト」にCLIFF EDGE、CHiEといった日本人アーティストらと共に参加、ライブ・パフォーマンスを披露した。このイベントは、福島県が主催し、県の雇用創出事業の一環として行われており、キャンドルの灯を通して元々同じ地域に住んでいた避難者がもう一度集まって‘絆’をつなぐ場所を提供し、また仮設住宅に住む高齢者のサポートや同イベント応援事業の雇用者数拡大などを目的としている。
同イベントに参加したマットは、このキャンドル・ナイトをより広く、世界に知ってもらうためにカメラマンのsiion(シオン)と共に福島を訪れた際のドキュメンタリー映像を制作、今月11日に公開。「人の持つ心の強さを世界中の人が学んだと思う」と語るマットは、12月23日に開催される次回イベントにも引き続き参加し、マライア・キャリー(Mariah Carey)の「恋人たちのクリスマス」(“All I Want For Christmas Is You"”)のカバーを披露する予定とのこと。
なおこの「がんばろう福島！ “絆”づくりキャンドルナイト」は、次回の12月23日に続いて、来年1月にいわき、2月に相馬で、そして震災後1年となる3月には福島県全土で開催されていく。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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