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今年最大の話題作となったジェイ・Z(Jay-Z)とカニエ・ウェスト(Kanye West)のコラボレーション・アルバム“Watch The Throne”は悠々とミリオン・セールスを突破、グラミー最優秀ラップ・アルバム部門にもノミネートされ、両者そろってのツアーも大成功しているが、この2大巨頭のコラボ作がふたたび制作される可能性が浮上してきた。
最新シングル“Niggas in Paris”が米Billboard R&B/Hip Hop Songsチャートで6週連続で1位を独占中のジェイ・Z&カニエ・ウェスト。米MTV Newsの取材に応じたジェイ・Zは、この成功に気をよくしたか、次作の可能性も示唆。「まずツアーがどういう風に終わるかによるが、俺たちは……なんで(‘俺’ではなく)‘俺たち’かっていうと俺がいま(2人のユニット名にもなっている)‘Throne’モードにあるからなんだけど……俺たちははすごくクリエイティブな状態にある。来年はジェイ(のソロ作)の後にカニエ(のソロ作)、そして‘Throne’のアルバムもあるかもな」と述べ、まずは自身のソロ作優先ながら、状況次第ではふたたびコラボ作を制作する可能性もあるようだ。すでにふたりが新たに組んで制作された2曲の新曲がジェイ・Zのニューアルバム用に存在するのだとか。
また、最新シングル“Niggas in Paris”は米Billboard総合チャートのHot 100が先週8位に上昇、トップ10入りを果たした。これはジェイ・Zにとって18曲目となる全米トップ10ヒットとなり、17曲のリル・ウェイン(Lil Wayne)、リュダクリス(Ludacris)らを抜き去って、ラッパーが持つトップ10ヒット数の記録を塗り替えている。
さらにジェイ・Zは、来年2月の6日と7日に米ニューヨーク市のカーネギーホールにてチャリティ・コンサートを開催することを発表。ラッパーがカーネギーホールで公演を行うことは史上初の試みとなる。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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