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今月リリースされた未発表曲集“Lioness: Hidden Treasures”が好調な売れ行きを見せている中、今年5月の急逝から伝記映画の話が持ち上がっている故エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)だが、すんなりと実現するというわけにはいかないようだ。
エイミー・ワインハウスの波乱の生涯を描く伝記映画のプロジェクトは、元恋人が英Sunday Mirror紙にたいして明かし「まぁ、映画化は避けて通れないことだろうね。声をかけられたことはあったけど、正直言って自分にはできそうにない。あまりに自分は近しい人間だったから」と関係者から協力の依頼があったものの断ったと述べ、プロジェクトが現実に進められていることを明かした。また、「脚本や監督が誰になろうと、ハリウッド的な、一部のエピソードを誇張したものになるだろうな。彼女の家族は、ちゃんとした話にしようとして参加を求めてるみたいだ」とも語っている。
しかし、具体的に伝記映画化の話が進んでいるとの報道を受けて、エイミーの音源を管理している父ミッチ(Mitch Winehouse)は「彼女の楽曲がなければ伝記映画なんて無理だろう。そして我々は使用許可など出すつもりは全くない」と英Daily Mail紙にたいして映画への関与を否定した。もっとも、ミッチの代理人が語ったところによれば、この「使用許可を出さない」という報道は誤りで、伝記映画化のアイディアを家族は歓迎しているという。一部ではエイミー役をレディー・ガガ(Lady Gaga)が演じるとの誤報も流れるなど、早逝したスターの伝記映画化はその期待の大きさからか、情報が錯綜としている。
なお父ミッチは出版社Harper Collinsとすでに回想録の執筆契約を結んでいる。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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