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今月に発売されたばかりの生音ヒップホップ・バンド、ザ・ルーツ(the Roots)の新作“Undun”が、将来的には舞台や映画になる可能性もあるという。
美しいストリングスやダークなメロディを多用し、ドラマティックなサウンドが展開されるニューアルバム“Undun”は、レッドフォード・スティーブンス(Redford Stephens)という架空の人物のストーリーを語るというコンセプトの作品。犯罪に手を染めて成功を手にするも、同時に問題を抱えてしまう男の人生を‘ワンシーン’ごとに切り取り、途中にインストゥルメンタル・ナンバーを挿入するなど、より‘映像的’な音楽を意図した意欲作で、メイン・ラッパーのブラック・ソート(Black Thought)は「舞台にもなりうるし、映画にもなりうる。iPadアプリにも。レコーディングに関わったよりも多くの人を巻き込んだものにね」とコメント。現在ザ・ルーツの中でアイディアを練っているという。その一方、すでに“Make My”、“Sleep”、“Stomp”、“Tip the Scale”と収録曲をモノクロの色調で描いた短めの連作ミュージック・ビデオが続々と発表され、それをひとつにまとめたショートフィルムも公開されている。
また、彼らは平日に毎晩レギュラーで生出演し演奏するTV番組があるが、先日、次期米大統領候補ミシェル・バックマン登場時にBGMとしてフィッシュボーン(Fishbone)の“Lyin' Ass Bitch”(意訳:うそつきのクソッタレ女)という曲を演奏。これが批判を招いてしまい、今後は事前にTV局から演奏する曲の許可を取るよう求められたという。
ニュース提供:bmr.jp
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