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グラミー授賞プロデューサー/シンガー・ソングライターで、マルーン5(Maroon 5)の「第6のメンバー」とも言われるPJ・モートン(PJ Morton)が、なんとリル・ウェイン(Lil Wayne)率いるYoung Moneyと契約したことが明らかになった。
ニューオーリンズ出身のPJ・モートンは、「ソウルフル・ポップ」を謳い、耳なじみのよいメロディと豊穣なソウルあふれる歌とサウンドで人気。シンガーとしてもリリースを重ねているが、モニカ(Monica)、ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)、インディア・アリー(India.Arie)らを手がけるプロデューサー/ソングライターとして活躍、中でもインディア・アリーの“Voyage To India”はグラミー最優秀R&Bアルバム賞に輝いた。その実力はマルーン5にも高く買われており、PJは昨年からマルーン5のキーボーディストとしてツアーなどに同行、「第6のメンバー」とも言われている。今年3月にはコカコーラの企画でマルーン5・フィーチャリング・PJ・モートン名義で“Is Anybody Out There”という曲を発表もしていた。
そのPJ・モートンが、なんとリル・ウェイン、ドレイク(Drake)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)ら人気ラッパーを抱える最有力レーベル、Young Moneyと契約したという。これはPJ・モートン自身がTwitterで明らかにしたもの。今月20日にまず、「数時間後に大発表があるよ! 準備はいいか?」と煽った後、「公式発表だ!!! Young Money軍団の最新契約アーティストになった! マック・メインとリル・ウェインにシャウトアウト!」と発表。
これまでのYoung Money勢の中でも異色な存在となるだけに反響は大きく、中には批判の声もあがったが、最有力レーベルとしてさらに拡大し続けるYoung Moneyの新たな展開となりそうだ。また、ゴスペル・アーティストも数々手がけるPJだけに、ヒップホップ・レーベルとの契約に一部ファンが眉をひそめてもいるが、それに対してPJは「俺は今までもこれからもゴスペル・アーティストじゃない……なんでそこが議論の的になるんだろう……変なの」とコメント。また、「マルーン5を離れるわけじゃないよ!!(笑) 二足のわらじもこれまでどおりだ!」と語っており、マルーン5のサポートも引き続き行っていく模様。
なおPJ・モートンは、今年7月にリル・ウェインのカバーとなる“How To Love”を、そして先月にはジャズミン・サリバン(Jazmine Sullivan)をゲストに迎えた美しいバラード“Built For Love”を発表している。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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