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今年、女性ラッパーとしての記録を数々更新し、一躍スターの座に躍り出たニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が来年発表予定のアルバムからニューシングルを発表、この歌詞中で昨年末頃から小競り合いを続けている先輩女性ラッパー、リル・キム(Lil Kim)を攻撃していると推測される文が話題を集めている。
来年2月14日(日本盤は同15日)発売予定のニューアルバム“Pink Friday: Roman Reloaded”から、先日発表された“Roman in Moscow”からわずか2週間という早さでニューシングル“Stupid Hoe”を今月20日にデジタル・リリース(日本未発売)。「2012, I'm at the Super Bowl」という文では、マドンナがパフォーマンスを予定している来年のスーパーボウルで、ライブ初披露されることが期待される新曲に参加したニッキーもゲストとして登場し、初の生共演を見せることを示唆。
さらに注目されたのは、冒頭の「自分のことを女王様って言ってるけど、アタシには実験用のネズミにみえるわ」「アタシがアンジェリーナ・ジョリーなら、あんたはジェニファー・アニストン。ブラッド・ピットは誰と一緒にいるかしら」や、「アタシの敵は愚かな売春婦。ほんとバカね。アタシと友達となるべきね。そうすれば多分カムバックできるわ」といった、再三自分を攻撃してきた‘女王蜂’ことリル・キムに宛てたと思われるフレーズ。今回は、リル・キムもクリスマス前後に5曲入りミニアルバムのリリースを予定しているというタイミングだけに、年末に一気にこの新旧女性ラッパー同士のバトルが拡大しそうだ。
なお、こうした動きを懸念していたか、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)は最新インタビューで「私は友達でもあるキムを愛しているし、尊敬もしている。ニッキーにたいしても同じ気持ちよ。業界が彼女たちをけしかけているだけ。お互いを否定するのではなく、ふたりで一緒に何かできるように周りの人間が動いてくれることに期待しているの」とコメントしていた。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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