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2011年、ミックステープ“House of Baloons”をきっかけに一気に注目を集め、ドレイク(Drake)の‘懐刀’的な存在になったカナダのシンガー/プロデューサー、ザ・ウィーケンド(the Weeknd)が、新作ミックステープ“Echoes of Silence”を発表。冒頭ではいきなりマイケル・ジャクソン(Michael Jakson)のヒット曲“Dirty Diana”の意欲的なカヴァーに挑戦している。
ザ・ウィーケンドはカナダのトロントで活動するシンガーで、今年3月に発表した“House of Balloons”が人気を呼び、同郷のドレイクの最新作“Take Care”でも複数曲に抜擢されるなど活躍。3月の“House of Balloons”、夏に発表した“Thursday”は3部作の第1章、第2章と位置づけられており、予告どおりに無料作品3部作の最終章となる“Echoes of Silence”を今月22日に発表した。
この新作では、マイケルを思わせるファルセットも披露している“Dirty Diana”の翻案曲“D.D.”や、荘重なコーラスに導かれる“Montreal”、先行曲として公開されていた、ボーカルのピッチが変化し続けていく変則的な“Initiation”など9曲を収録。ザ・ウィーケンドの特徴となっているメランコリックなメロディが満喫できる内容だ。ゲストには米南部のベテラン・ラッパーでウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)との契約も話題のジューシー・J(Juicy J)が、プロデュースにはウィーケンドの片腕と言えるイランジェロ(Illangelo)のほか、クラムス・カシーノ(Clams Casino)、ドロップバイライフ(DropxLife)らが名を連ねている。特に3部作全編に携わったイランジェロについては、ウィーケンド自ら「イランジェロが最後までつきっきりでいてくれたことに感謝……君なしではできなかった」とコメント。またドレイクも「トリロジー(3部作)、ここに完成」と祝いのコメントを投稿している。
ニュース提供:bmr.jp
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