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グラミー候補のスカイラー・グレイ、まずはEPを1月に発表
(12/26)
ドクター・ドレー(Dr. Dre)とエミネム(Eminem)のヒット・シングル“I Need A Doctor”の作詞作曲を手がけるだけでなくボーカリストとしても参加、来年1月発表の第54回グラミー賞にノミネートを受けるなど注目を集めているシンガー・ソングライターのスカイラー・グレイ(Skylar Grey)が、ようやくソロEPを1月にリリースすると発表した。

幼少時には母親とのフォーク・デュオで活動、2006年には本名のホリー・ブルック(Holly Brook)としてアルバムも発表していた彼女は、ここ数年はスカイラー・グレイという名義でプロデューサーのアレックス・ダ・キッド(Alex Da Kid)のもとで活動、特に昨年の第53回グラミー賞候補となったエミネムとリアーナ(Rihanna)の大ヒット曲“Love The Way You Lie”のソングライティングを担当して注目を集め、シンガーとしての「再デビュー」が待たれている。

アレックス・ダ・キッドのレーベルからこの新しい名義でのデビューアルバムを今秋にもリリース予定としていた彼女だが、しかし実際にはシングル“Dance Without You”、“Invisible”を発表するにとどまっていたが、延期中のアルバム発表の前にまずはEPを1月に発表することが分かった。これに先駆け、このクリスマスに、ディディ-ダーティ・マネー(Diddy - Dirty Money)に提供した“Coming Home”と、ルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)に提供した“Words I Never Said”をそれぞれセルフ・カバーした“Coming Home Pt. II”、“Words”をYouTubeで公開。クリスマスらしくアコースティックな温かいサウンドで、それぞれに新たな歌詞も付け加えられたバージョンとなっている。スカイラー・グレイがRap-Up.comに明かしたところによれば、“Coming...”は戦争から帰還した男女に捧げたもので、“Words”は「亡くなった祖父に伝えられないままだった言葉」を歌っているとのことで、それぞれの元のバージョンとは作品の意味合いも違うのだとか。

この2曲は、1月17日に発売が決定したEP“The Buried Sessions of Skylar Grey”に収録される。このEPはタイトル通り、スカイラー・グレイが手がけてきた楽曲やソロ曲のアコースティック・セッション音源集となる模様で、iTunes Storeでのデジタル配信で発売される予定とのこと。

ニュース提供:bmr.jp

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