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クリスマス商戦が今年も盛り上がる中、アメリカでは今年2月に発売となりすでに500万枚以上を売り上げているアデル(Adele)のアルバム“21”が今週、初動セールスを超える驚異の売り上げを見せているという。
レディー・ガガ(Lady Gaga)“Born This Way”とマイケル・ブーブレ(Michael Buble)“Christmas”のおよそ200万枚に2倍以上の差をつけて、すでに今年アメリカでもっとも売れたアルバムとなっているアデルの“21”。世界累計でも1300万枚を突破し、間違いなく2011年最多セールスとなるこのアルバムだが、発売からまもなく1年が経とうというこの12月、クリスマス商戦の勢いに乗って、なんと今週37万枚から40万枚のセールスとなる見込みだという。通常、アルバムは発売初週のセールスがもっとも多く、その後は落ち込んでいくものだが、この37万枚以上というのはアデルがアメリカで発売初週に記録した35万枚を上回る数字で、主要3部門を含む6部門でノミネートした第54回グラミー賞の来年2月の発表を前に、ふたたび勢いを盛り返している。
またこの「クリスマス・ウィーク」ではブーブレの“Christmas”が5度、米Billboardアルバム総合チャート首位を獲得することが確実視されており、こちらはアデルをさらに上回る40万枚以上のセールスが予想されているとか。今年7作目のミリオン突破作となったこのアルバムは、10月の発売初週では14万枚ほどだったものの徐々に拡大、7週目から9週目となる今週にかけて3週連続で40万枚以上を売り上げるという驚異の売れ行きを見せており、トータルセールスでガガを抜くものと見られている。
なお、今年10月末に喉の手術のためすべての予定を白紙に戻して休養に入ったアデルだが、順調に快復を見せており、先週には自身の写真と共にひと足早いクリスマスを祝うツイートをして元気な姿をアピール。またUs Magazineによれば、改めて基礎的なボーカル・トレーニングに戻り、禁酒もはじめて復帰へと臨んでいるところなのだとか。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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