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マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の名曲“Man In The Mirror”の共作者であり、また“I Just Can't Stop Loving You”ではデュエット相手を務めていたことで知られるシンガー・ソングライターのサイーダ・ギャレット(Siedah Garrett)が、そのマイケルを追悼するアルバムの制作資金をソーシャル・ファンドの形で資金を募っている。
デニス・エドワーズ(Dennis Edwards)が84年に発表したヒット曲“Don't Look Any Further”でフィーチャーされていることでもおなじみのベテラン、サイーダは、映画『ドリームガールズ』に楽曲提供するなど近年は裏方のイメージが強いが、2003年発表の“Siedah”以来となるアルバムを制作中。ファンから制作資金を募る新興レーベル、ArtistShareでのプロジェクトとして動いているこのニューアルバムは“The Answer's Always Love”と題されており、この新作がかつて“Man In The Mirror”に込めたメッセージに捧げられた内容になることを表しているのだとか。この新作についてサイーダは、「初めてラジオ・フォーマットとかレコード会社による制限から離れて、自分の書きたいように最高の曲を作ることができています。どんなサウンドか表現するとすれば……本当に解放されている、という感じでしょうか」と説明している。また、マイケルに捧げる特別な1曲として、“I Just Can't Stop Loving You”へのアンサー・ソング“Keep On Loving You”も用意されているとのこと。
“The Answer's Always Love”のプロジェクトでは、12.95ドル(およそ1000円)から「投資」が受け付けられており、金額に応じて投資者が受ける「特典」の内容が変わる。12.95ドルで来年4月16日の予定発売日にMP3形式で完成したアルバム・データが送られ、18.95ドル支払うと郵送でCDが送られる。参加者は制作のプロセスをビデオを通してチェックでき、またブックレット用の写真撮影に参加できる権利なども与えられる。投資額に応じて、さらにアルバムでサイーダと共演できる権利(レコーディング未経験者でも可)、プライベート・パフォーマンスが観られる権利、VIPゲストとしてリリース・パーティに参加できる権利などが与えられ、25,000ドル以上(およそ195万円)支払うとアルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーとして名前を連ねることもできる。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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