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コンシークエンス、カニエ、Qティップと和解
(12/27)
今年5月、所属するG.O.O.D. Musicの処遇に不満を抱き、その主宰者カニエ・ウェスト(Kanye West)に反旗を翻し、カニエと共に新アルバムの監修役に名乗り出ていた従兄弟のQティップ(Q-Tip)との不和も口にしていたベテラン・ラッパー、コンシークエンス(Consequence)が、クリスマス目前の23日、無事に和解を迎えたことを発表した。

90年代には伝説的ヒップホップグループ、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest/ATCQ)の後期メンバーとして活躍していたコンシークエンスだったが、ATCQの解散と共に活動の場を失い、2007年にカニエのサポートを受けてG.O.O.D. Musicデビューアルバム“Don't Quit Your Day Job”をリリース。翌年にはカニエとQティップの共同監修による続くセカンド作“ConsTV”の制作も報じられていたのだが徐々にトーンダウン、ついには2人のサポート不足を訴えるとともにG.O.O.D. Musicからも離脱していた。

コンシークエンスは、9月の時点でカニエとは共通の友人の助言を受けてメールをやり取りするようになり、わだかまりが無くなるまで激論を交わして一足先に和解していたという。さらに12月23日、コンシークエンスは「何度も激論を重ねた末、Qティップと俺の公私にわたる問題も解決した。この業界には注目を集めるためのビーフも多く存在するが、俺たちの場合はリアルなものだっただけに、謙虚になることと対話することでしか解決できなかった」と発表。その証拠として、生まれたばかりのコンシークエンスの息子を抱き上げるQティップとの2ショット写真が公開されている。またQ-ティップとの和解については、ATCQと関わりの深かったバスタ・ライムス(Busta Rhymes)の勧めがあったと、感謝を述べている。

コンシークエンスは音楽活動としてはミックステープのリリースを続けており、14日には12曲入りの最新ミックステープ“Curb Certified”も公開したばかり。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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