
(12/28)
12月22日、ハリウッドでのライブ中にスタッフと揉めて音響ボードの上に乗り、器物損壊で逮捕された新進ラッパーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)が、逮捕の経緯について説明した。
逮捕報道の直後には「オレは監獄にも入ってないし逮捕もされてない」と否定のコメントを発表していたタイラーだったが、やはり逮捕され、一時身柄を拘束されていた模様。ソーシャルQ&AサービスのFormspring.meでファンからの質問に答えたタイラーは24日、ステージで何が起こったかを説明。ライブが熱狂しすぎたために観客の女性2人がケガをしているのを見つけたタイラーは、セキュリティに知らせようとしたものの、マイクの音量がゼロだったため、音響スタッフにボリュームを上げるように指示。しかし「少なくとも70秒以上」にわたって指示を出し続けたにもかかわらず拒否されたため、彼はステージを降りてスタッフのところへ駆け寄ったのだという。その際にサウンドボードに飛び乗って「ニガ、ビッチが怪我してるからオレのマイクの音量を上げろ、オレがみんなを落ち着かせる」と叫んだとのこと。その後、ステージに戻り観客にクリスマス・プレゼントを配ってから外に出ると、警察に取り囲まれ連行されたという。
身柄を警察に拘束されたタイラーは、「監獄はマジで寒かった、靴下もはいてなかったし。なんでラッパーたちがまるで檻に入ったことをクールだって話すのかオレにはさっぱり分からない。気が触れそうだったよ」と率直な感想も綴り、最後に「結局オレって黒人なんだなと感じた」というコメントで文章を結んでいる。
(photo by thecomeupshow)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau