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「2011年もっとも売れた」アデルが14週目の全米1位に
(01/06)
全世界で総計1500万枚以上を売り上げ、540万枚のレディー・ガガ(Lady Gaga)“Born This Way”や、520万枚のマイケル・ブーブレ(Michael Buble)“Chrismas”におよそ3倍近い差をつけて「2011年最多セールス・アルバム」となったアデル(Adele)の“21”。このモンスター・アルバムがまたしても全米チャート1位を獲得、通算で14週目のトップを飾った。

昨年末のクリスマス商戦では、米チャート初登場時の初動セールス35万枚を上回る40万枚弱という驚異の数字を叩きだすなど異例のロングセラーとなっている同作は、今週14万4000枚を売上げて米Billboardアルバム総合チャートで先週2位から1位へと返り咲いた。通算で14週全米1位という記録は、女性アーティストではホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の主演で世界的に大ヒットした映画『ボディーガード』のサウンドトラック盤(20週)、キャロル・キング(Carole King)“Tapestry”(15週)に次ぐ記録で、ホイットニーのデビュー作“Whitney Houston”(『そよ風の贈りもの』)と並ぶ歴代3位となる。

いまだ記録を更新中のアデル“21”は、アメリカでも582万枚、母国イギリスでも372万枚のセールスでそれぞれの国で「2011年もっとも売れたアルバム」となった。またシングルのデジタル・セールスでも、同作からの1stシングル“Rolling In The Deep”が581万ダウンロードで2011年米国最多、2ndシングル“Someone Like You”が124万ダウンロードで2011年英国最多と、こちらも米英ともに制覇している。

さらに、この世界的なメガヒットを受けて再び注目の集まった2008年発表の前作“19”は、イギリスでは2011年だけで120万枚以上を売り上げて、2011年の全英アルバム・セールス4位に。アメリカでは、年末年始にiTunesがセールス期間を設けたこともあってダウンロードが前週比200%以上を記録、最新の米Billboardアルバム総合チャートでは先週の17位から11位へと順位を上げ、2009年のグラミー獲得後の最高10位に迫る勢いを見せている。来月には主要3部門を含む6部門でノミネートした第54回グラミー賞の発表があり、この結果次第ではさらなる記録更新を生みだしそうだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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