
(01/06)
2011年の第53回グラミー賞で、最有力候補と目されたジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)を打ち破って最優秀新人賞を授賞したジャズ・ベーシスト/シンガーのエスペランサ(Esperanza Spalding)が、3月にニューアルバムを発表する。
ジャズ・ミュージシャンとしては至上初のグラミー最優秀新人賞を獲得したエスペランサが、そのグラミー獲得後に初めてリリースするニューアルバム“Radio Music Society”は、「誰にでも経験があると思うけど、たとえばカー・ラジオをつけて、いつのまにか流れている音楽に入りこんじゃうというか。そういう、音楽が身体に染み込む瞬間をとらえたかった」というコンセプチュアルな作品。ゲストには2曲で共同プロデュースも務めたというQティップ(Q-Tip)に、レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)、アルジェブラ(Algebra Blessett)、さらにジャズ界の大御所ジャック・ディジョネット(Jack DeJohnette)、ビリー・ハート(Billy Hart)など多彩な面々が顔をそろえている。
ほどんどがオリジナル楽曲だが、全12曲のうち2曲がカバーとなり、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)が故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)に提供した名曲“I Can't Help It”、そして新たに詞をつけたウェイン・ショーター(Wayne Shorter)“Endangered Species”の2曲を取り上げている。
ニューアルバム“Radio Music Society”は全米で3月20日に発売予定。全曲にミュージックビデオが用意される予定で、購入者はデジタル・ダウンロードの形でビデオを観ることができるほか、全映像を収録したDVD付きのデラックス盤も予定されているとのこと。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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