
(01/19)
オンラインストレージサービスを提供している香港の企業、MEGAUPLOADの現CEOが、なんと人気ヒップホップ・プロデューサーのスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)であることが明らかにされた。
MEGAUPLOADは誰でも利用でき、またアップロードした際に発行されるダウンロード用URLによって誰でもダウンロード可能なことから、著作権管理団体からは、訴訟を起こされるなど「違法アップロード/ダウンロードの温床」のひとつとしてとらえられている。その最高経営責任者に、著作権を侵害する違法行為に悩まされている側であるはずの音楽プロデューサー、スウィズ・ビーツが就任していたことがMEGAUPLOADの会社概要に「(本名の)カシーム・ディーン、スウィズ・ビーツとしても知られる」と記載されたことで明らかになった。スウィズが同社のCEOに就任した人事は特別告知されたことはなく、一部で噂が立ったことを受けての「公式発表」と考えられそうだ。実際にいつCEOに就任したかなど詳しいことは不明。
MEGAUPLOADといえば、つい先月、ウィル・アイ・アム(will.i.am)やカニエ・ウェスト(Kanye West)、ディディ(Diddy)ら人気アーティストが出演、「MEGAUPLOADを使っています」と推薦する同社の宣伝ビデオをYouTubeで公開していたが、ウィルやカニエらが所属する世界最大手メジャー・レーベル Universal Music Groupによる申し立てによって削除されたことがあった。Megaupload社は、UMG側にコンテンツ削除をする権利はないとして差し止め救済と損害賠償を求めて提訴している。なお、UMGにはかつてスウィズも所属していたことがある。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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