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ファイル共有のMegaupload摘発、ハッカーが反撃
(01/21)
著作権などを無視した様々なデータ、ソフトウェアや映像、音楽メディアが多くアップロードされていたことで知られるMegauploadが違法行為を行ったとして米時間の19日木曜に強制的に閉鎖され、関係者7人が逮捕された。

人気プロデューサーのスウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)がCEOであることが明らかになり話題を集めたばかりのMegauploadだが、創業者キム・ドットコム(Kim Dotcom)のニュージーランドにある豪邸を、警察がヘリコプター2機まで動員して急襲。ショットガンを手に現れたというドットコムを逮捕したという。またMegaupload自体は香港に本拠を置いているが、アメリカ司法省とFBIが中心となり複数の国にまたがって摘発が行われ関係者7人が逮捕されたとのこと。

Megauploadは様々なファイルをアップロード、他のユーザーに配布できるデータ共有サービスで、全世界のインターネット・アクセスの5%を占めていると豪語するほどの規模を持っている。TV番組や映画、音楽などを違法に配布する温床になっているとして既にUniversal Music Groupと裁判で争っているが、多くの権利保有者に5億ドル(約385億円)以上に及ぶ損害を与えたとして米当局が閉鎖に踏み切ったもの。この強制閉鎖は、同社がリースしていた米ヴァージニア州アッシュバーンにあるサーバーを停止させることで行われたという。

この摘発が行われたタイミングは、米議会で審議が進められていた著作権保護法案、略称SOPAとPIPAに対して抗議活動が大々的に行われた1月18日の翌日だったことから、関連を疑う見方も強い。この閉鎖を受けて、ハッカー集団として有名なAnonymousが米司法省、アメリカ映画協会、米音楽著作権協会、Universal Music Group、ベルギー反海賊盤連盟などのウェブサイトを攻?したと宣言。米司法省のサイトは復旧しているものの、そのほかのサイトには日本時間21日現在もアクセスできない状態が続いている。

ニュース提供:bmr.jp

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