
(01/25)
第45回グラミー賞の主要4部門すべてを制覇したデビュー作から今年で10周年目を迎えた人気女性シンガー、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)が、およそ2年半ぶりとなるニューアルバムをデンジャー・マウス(Danger Mouse)全面監修のもと制作していたことが明らかになった。
ジャズの名門レーベル Blue Note Recordsから華々しくデビューしたノラ・ジョーンズは、これまでにも客演の形ではヒップホップ・アーティストの作品に参加するなど幅広い活躍を見せてきたものの、ナールズ・バークレー(Gnarles Barkley)の大ヒットや、U2、ゴリラズ(Gorillaz)、ベック(Beck)のプロデュースで知られるデンジャー・マウスとのタッグは異色と言える組み合わせ。
とはいえ、昨年の第53回グラミー賞でベスト・プロデューサー部門を受賞したデンジャー・マウスは、イタリアの作曲家ダニエレ・ルッピ(Daniele Luppi)とのコラボ・アルバム“Rome”を昨年5月に発表、過去のイタリア映画音楽へのオマージュも込めた架空のサウンドトラックというコンセプトで新たな音楽性を打ち出しており、またそのアルバムではノラ・ジョーンズをゲスト・ボーカルに起用していた。
このデンジャー・マウスが全面プロデュースするというノラ・ジョーンズの新作“Little Broken Hearts”は、昨年秋にデンジャー・マウスがLAに所有するスタジオでレコーディングが進められ、楽曲をふたりで共作したのはもちろんのこと、楽器も大半はこのふたりで演奏したものになっているとのことで、この異色タッグによる濃密なコラボレーションの結実となっている模様。
ニューアルバム“Little Broken Hearts”は今春の発売を予定しており、デビュー10周年目となる今年は精力的にライブ、ツアー活動に力を入れたいとのこと。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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