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12年ぶりとなるニューアルバムがまもなく完成するとの話も報じられるディアンジェロ(D'Angelo)が、ついに10年ぶりに表舞台へ復帰。1月26日のスウェーデンはストックホルム公演を皮切りにヨーロッパ・ツアーを行い、観客を熱狂の渦に包み込んでいる。
およそ10年以上にわたるブランクに加え、過去にチケットが売り出されるも直前にキャンセルされた例があったことからこのヨーロッパ・ツアーが実現するかは定かではなかったが、ベースにピノ・パラディーノ(Pino Palladino)、ドラムにクリス・デイヴ(Chris Dave)を従え、ディアンジェロは初日となる1月26日のストックホルム公演に確かに姿を現したようだ。ファン撮影によるライブ映像がインターネット上に数々アップロードされるにつれ、世界中の音楽ファンも「ディアンジェロ復活」を祝福。セットリストを入手したファンが公開した写真によれば、12曲ほどをパフォーマンスしたようだ。“The Charade”、“Another Life”、“Sugar Daddy”とった新曲も披露されたほか、29日の仏パリ公演ではデイヴィッド・ボウイ(David Bowie)の“Space Oddity”のカバーも。英Guardian紙の速報レポートでは20分にわたる“Shit Damn Motherfucker”もあったとのことで、「復帰公演は大成功だった」と結んでいる。また一時期はかなり太った姿を見せていたディアンジェロだが、ライブ映像やマネージャーが公開したリハーサル写真からすると身体もずいぶん絞った様子。
この欧州ツアーは、1月26日のストックホルム公演を皮切りに、デンマークはコペンハーゲン、フランスはパリ、オランダはアムステルダムと巡り、2月3日と4日にはロンドン公演も行われる。その後もノルウェイ、スイスと廻り、9日にアムステルダム、10日にストックホルムへと戻って終わる予定。なおディアンジェロのマネージャーによれば、新作は「90%から95%」完成しているとのこと。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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