
(02/01)
2010年秋の発売予定から延期し続けていたグラミー授賞シンガー/ラッパー、エステル(Estelle)の新作だが、今年2月の発売が決定し、その詳細が明らかになってきた。
およそ1年半近く延期してきたエステルのニューアルバム“All Of Me”は、全米で2月28日(日本盤は4月4日)の発売予定。発売までおよそ1ヵ月というところで、1月25日に彼女は所属レーベル Homeschool Recordsのオーナーでもあるジョン・レジェンド(John Legend)と共にニューヨークシティにて関係者だけを集めた試聴会を開催した。いまだ収録曲目が公式発表されていないこの新作だが、試聴会では10曲が披露されたという。
イギリス出身で世界を股にかけて活動しているエステルの生活スタイルが元になったという“International (Serious)”にはクリス・ブラウン(Chris Brown)とトレイ・ソングス(Trey Songz)が参加。ニーヨ(Ne-Yo)が曲を書き、クエストラブ(?uestlove)がプロデュースしたという“Do My Thing”にはジャネル・モネイ(Janelle Monae)が参加、1950年代を思わせるモネイ調のレトロでアップテンポな曲だという。
また、すでにリリース済みの“Thank You”ではウー・オールスターズ(Wu All-Stars)の“Soul In The Hole”をサンプリングしていたが、“Speak Ya Mind”という曲ではアディナ・ハワード(Adina Howard)の95年ヒット“Freak Like Me”をサンプリングしているとか。他にもドゥーワップ調の“Love The Way We Used To”、ジョンと共作したという“Cold Crush”に加え、リリース済みの“Break My Heart”やミュージックビデオが公開されている“Back To Love”などが収録される見込みとのこと。
なおエステルはこの新作をひっさげ、今月2日のクリーブランド公演を皮切りに3月にかけて北米をまわる「The All Of Me Tour」もスタート。エル・ヴァーナー(Elle Varner)、ルーク・ジェイムス(Luke James)、ステイシー・バース(Stacy Barthe)といった期待の新人が前座を務める。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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