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マリオ・ワイナンズ従弟のデビュー作、本格流通スタート
(02/10)
ゴスペルの名門ワイナンズ家の一員であり、数々のヒットを生んだ人気プロデューサー/シンガーのマリオ・ワイナンズ(Mario Winans)の従弟にあたるシンガー・ソングライター、マイク・ワイナンズ(Mike Winans Jr.)のデビュー作が日本でも登場する。

グラミーにも輝いた大御所ゴスペル・グループ、ザ・ワイナンズ(The Winans)のマイケル・ワイナンズ(Michael Winans Sr.)を父に持つマイクは、ビービー・ワイナンズ(BeBe Winans)やシーシー・ワイナンズ(CeCe Winans)の甥、そしてマリオ・ワイナンズの従弟にあたる。マイクもその恵まれた家族環境の中で早くから音楽の才能を発揮し、ザ・ワイナンズのメンバーの息子たちによるグループ、ワイナンズ・フェイズ2(Winans Phase 2)を結成。1999年、17歳のときにSonyからにリリースされたデビュー作“We Got Next”でグラミー候補に。その後ソングライターとして、ディディ(Diddy)“Come To Me”をはじめデイ26(Day 26)、ダニティ・ケイン(Danity Kane)といった従兄のいるBad Boy関連作を中心に活躍、デイ26を生んだディディの番組「MTV's Makin Da Band」の番組プロデューサーの一員にもなった。

そのマイク、2010年にはクリスマスEPを発表、昨年にはデビューアルバム“My Own Genre”をリリースしていたが、これまで日本では入手困難に近い状況だった。しかし、2012年に日本のR&Bレーベル Star Base Musicが新しくスタートさせたStar Base Distributionにより、このデビュー作の本格的な日本流通が決定。CDの入荷より早く2月8日にはiTunesでの配信もスタートした。このデビュー作“My Own Genre”、ロドニー・ジャーキンス一派のチップ・ディクソン(Chip Dixon)と半数で組んでおり、表題曲や“Who's Got Heart”などでは従兄マリオのデビュー当時を彷彿とさせる穏やかで美しいメロディのミッドやスロウを聴かせる。他にもメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)やマライア・キャリー(Mariah Carey)のプロデュースでもおなじみのデイヴ“ジャム”ホール(Dave "Jam" Hall)らが参加している。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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