
(02/13)
今月5日に開催されたNFLスーパーボウルのハーフタイムショウで、マドンナ(Madonna)のパフォーマンスのゲストとして登場したM.I.A.の「中指立て」行為に対して、マドンナがついにコメント、不快の念を表した。
人気司会者のライアン・シークレストのラジオ番組で電話インタビューに応じたマドンナは、新曲“Give Me All Your Luvin'”のゲストに迎えたニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)とM.I.A.について、「共演者には楽しい人たちを選びたかったの。ニッキーとM.I.A.は若いエナジーに溢れていてクールよね。自分たちの責任において‘ヤバい’ことをやっているわ」と褒めつつも、ハーフタイムショウでのM.I.A.の行為について、「まったく知らなかったから驚いた」とコメント。その上で、「快くは思ってない。パンク・ロック精神だということは分かる。でも私はあの場で愛やポジティブでいいエネルギーを感じていたのに、あれはネガティブな行為でしょう。まるで10代の子がやることよ。ああいう愛や団結の場でやるには不適切。要するに場違いな行為だってことよ」と批判した。デビュー以来、楽曲やミュージックビデオはもちろん、パフォーマンスでも数々のタブーを破ってきたマドンナだが、さすがに毎年視聴率40%超を記録する米国の国民的イベントでの自身のステージでの「ご法度」には賛同できなかったようだ。
また別のインタビューでは、マドンナはすでにM.I.A.から直接謝罪を受けたことを明かし「彼女は当惑していて、今はまだ現実を受け止めきれていないの」と、M.I.A.のフォローをしたという。
なお、本編となる試合そのものより視聴率を取ったというこのハーフタイムショウ効果で、この共演曲“Give Me All Your Luvin'”は、米Billboardシングル総合チャート13位に初登場となり、3月26日世界発売のニューアルバム“MDNA”の予約も好調となっている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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