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ホイットニー最後の録音は映画『スパークル』に、8月公開へ
(02/13)
米時間で今月11日に急死した「ポップの女王」ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)だが、その最後のレコーディングは16年ぶりの映画出演でも話題を呼んでいた映画“Sparkle”の劇中曲となりそうだ。

映画“Sparkle”は、『フラッシュダンス』の主題歌を歌っていたことで知られるアイリーン・キャラ(Irene Cara)が主役を演じた1976年の映画『スパークル』のリメイク版。人気TVオーディション番組『アメリカン・アイドル』で優勝しデビューしたジョーダン・スパークス(Jordin Sparks)主演で製作され、この8月に公開予定だ。ホイットニー・ヒューストンはジョーダン演じる主人公スパークルの母親役として16年ぶりに銀幕に復帰していた。米Billboardの報道によると、劇中でホイットニーはジョーダンと共にゴスペルの古典「主は雀を見守り給う」(“His Eye Is On The Sparrow”)を披露、またエンド・ロールではR.ケリー(R. Kelly)制作による新曲“Celebrate”が流れるという。映画は予定どおり全米で8月の公開で進められており、所属するRCA Recordsはサウンドトラックの発売も予定しているとのこと。

当初はアリーヤ(Aaliyah)主演で進められていたこのリメイク版“Sparkle”、ホイットニー・ヒューストンは元々エグゼクティヴ・プロデューサーのひとりでもあり、アリーヤが2001年に飛行機事故で亡くなったために一度は中止されていた。ホイットニーもプロデューサーの座を降りたことを昨年末に語っている。

なおホイットニーは、メイン・キャストを演じた1995年のヒット映画『ため息つかせて』(原題"Waiting To Exhale)の15年後を描いた続編作品“Getting To Happy: Waiting To Exhale 2”への出演も決定していた。オリジナル・キャスト4人そろっての続編映画化としてこちらも話題となっていたが、撮影前に亡くなってしまった。メイン・キャストのひとりロレッタ・ディヴァイン(Loretta Devine)は、「彼女と最後に話したとき、“Sparkle”の撮影が終わって、“Waiting To Exhale 2”の撮影を始められるのがいかに嬉しいか、彼女は私に語ってくれた」と涙ながらに語っている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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