
(02/14)
ブラー(Blur)やゴリラズ(Gorillaz)で活躍するデイモン・アルバーン(Damon Albarn)、故フェラ・クティ(Fela Kuti)の右腕として知られるドラマー、トニー・アレン(Tony Allen)に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)のベーシスト、フリー(Flea)が結成したスーパー・グループが3月にデビュー作を発表することが明らかになった。
かつてザ・グッド・ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン(The Good, the Bad and the Queen)のプロジェクトで組んでいたデイモン・アルバーンとトニー・アレン、それにフリーの3人によって結成されたロケット・ジュース・アンド・ザ・ムーン(Rocket Juice And The Moon)は、数年前から活動の話はあったものの長らく名前だけの存在となっていた。しかし昨年10月に初めてライブを披露、後日そのライブ音源から7曲の新曲を公開。そしていよいよ今年、アルバム・デビューを飾ることになった。
彼らは3月12日にデイモン・アルバーンのレーベルであるHonest Jon' Recordssからアルバム“Rocket Juice And The Moon”をリリースする。全18曲入りとなり、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)やそのエリカとの共演でも知られるシカゴのブラスバンド、ヒプノティック・ブラス・アンサンブル(the Hypnotic Brass Ensemble)をはじめ、 ガーナ出身のラッパー、マニフェスト(M.anifest)や、マリの女性歌手ファトゥマタ・ジャワラ(Fatoumata Diawara)、同じくマリ出身の鍵盤奏者/ボーカリストで故ハンク・ジョーンズ(Hank Jones)との共演盤でも知られるシェイク・ティジャヌ・セック(Cheick Tidiane Seck)らが参加と個性的な面子が顔を揃えている。
MOJO誌の取材にトニー・アレンが明かしたところによれば、このデビュー作は「すべてがファンクだ。グルーヴのある、踊らせる音楽だよ。座って聴いてられはしない、みんな身体を動かしたくなる」とのこと。またいわゆる一発録りで制作されたとも語っている。(s)
“Rocket Juice And The Moon” トラックリスト:
01. 1-2-3-4-5-6
02. Hey, Shooter
03. Lolo
04. Night Watch
05. Forward Sweep
06. Follow-Fashion
07. Chop Up
08. Poison
09. Extinguished
10. Rotary Connection
11. Check Out
12. There
13. Worries
14. Benko
15. The Unfadable
16. DAM(N)
17. Fatherless
18. Leave-Taking
ニュース提供:bmr.jp
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