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ホイットニー、セールス爆発! 便乗値上げ疑惑も?
(02/15)
グラミー賞授賞式前夜となる11日に急逝した世界的歌姫ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)のベスト盤“Whitney: The Greatest Hits”が、その訃報から集計が締め切られる翌12日までのわずか2日間で対前週比10,419%アップとなる64,000枚のセールスを記録、今週のBillboardアルバム総合チャートの6位にランクインすることが明らかになった。

他にも、1986年のデビュー作“Whitney Houston”が72位、日本でも大ヒットした映画『ボディーガード』のサントラ盤“The Bodyguard”が80位、最後のアルバムとなった2009年発表の“I Look To You”が118位、セカンド作“Whitney”122位、映画『天使の贈り物』のサントラ盤“The Preacher's Wife”が183位と200位以内に6タイトルが再エントリーとなった。またシングルでも合計887,000件のダウンロードがあり、代表曲“I Will Always Love You”(195,000DL)がデジタル部門3位にランクイン。他にも、“I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)”、“Greatest Love Of All”を含む7曲が75位以内に入っているが、来週は13日から1週間の集計となるため、さらにセールス・アップが見込まれることとなる。

同様に、英国のOfficial Chartでも“I Will Always Love You”の10位を筆頭に27曲が続々とTop 200入り。日本でも“I Will Always Love You”やベスト音源を中心にiTunesチャートやamazon輸入盤/MP3チャートの上位に軒並みランクインしている。

また英国ではホイットニーの死後、数時間後に英iTunes Storeが“The Ultimate Collection”と“Whtney: The Greatest Hits”のベスト盤2作をそれぞれ2ポンドと3ポンド(約250円/約360円)値上げ。これがアーティストの死を利用した便乗値上げだと非難が集中。これに対して、英iTunes側からは「気分を害した皆さまにお詫び申し上げます」とのコメントとともに、社員の手違いによるミスと弁明し、価格を元に下げている。一方、英amazonのダウンロード・サービスも価格を上げており、その他の配信業者でも値上げの可能性があるとのこと。音源を提供しているSony関係者からは「価格は重要と供給のバランスにより定期的に見直される」とコメントしているが、値上げについての判断は各配信業者によるものだと説明している。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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