(02/20)
今年に入ってふたたび全米チャート1位独占が続いているアデル(Adele)のアルバム“21”が、6冠となったグラミー効果でセールスがさらに爆発し、通算21週目の全米1位を獲得することが確実となった。
先日の第54回グラミー賞では年間最優秀アルバム、最優秀レコード、最優秀楽曲などノミネートを受けた全6部門を制覇したアデルはグラミー直後となる先週、“21”が前週比およそ2倍となる23万7000枚を売り上げて余裕で首位をキープ。グラミー効果を全面に受ける今週は、65万枚以上のセールスとさらに爆発する見込み。“21”はアメリカでの発売初週セールス35万枚、クリスマス商戦ではこれを上回って週間37万枚を売り上げたのが最高だったが、それを遥かに上回る驚異的な売れ行きを見せている。すでに全世界で1700万枚以上、アメリカだけで662万枚を売り上げているが、これによりアメリカのセールスが700万枚を突破することになる。
そしてこれで今週の米Billboardアルバム総合チャートで連続1位は確実。故ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の主演映画『ボディガード』サウンドトラックの通算20週を超える、通算21週全米1位となり、女性アーティストとしては最高の記録。また通算21週は、MC・ハマー(M.C. Hammer)の1990年のアルバム“Please Hammer, Don't Hurt 'Em”以来、21年ぶりとなる。また、先週19位から一気に9位まで上昇した2008年のデビュー作“19”もさらに上昇し、トップ5に食い込む模様。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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