
(02/24)
話題の会員制音楽ストリーミング・サービス、Spotify(スポティファイ)が、新たにDJ的な再生を可能にするギャップレス再生/クロスフェードができる機能を今週中にもスタートさせるという。
Spotifyは、曲と曲の間で無音部分がなくなるように自動調整して再生する「ギャップレス再生」と、曲の終わりに音量が小さくなっていくのと同時に、次の曲の再生が開始され、徐々に音量が上がっていくという「クロスフェード」のふたつの機能を実装する予定という。曲を重ねてかけることで音楽を「ミックス」していくDJの世界では基本中の基本だが、果たして曲のテンポやリズムのタイミングまで自動調整されるのかどうかは明らかにされていない。ただし、ダンス・ミュージックの世界で絶大な人気を誇るポール・オーケンフィールド(Paul Oakenfold)による、「僕のファンがクラブで普通に聴くのと同じように、ギャップレス再生とクロスフェードでミックスを体験できるというのは喜ぶべきこと」とのコメントがSpotifyの発表のなかで紹介されていることから、DJミックスのような再生が可能になるのではとの期待が持たれている。
これらの新たな機能は、米時間23日から順次公開され、Spotifyのデスクトップ・アプリケーション上で利用できるとのこと。もっとも日本では、現在のところSpotifyそのものがサービスを提供していない。
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ニュース提供:bmr.jp
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