
(02/28)
先日、リル・ウェイン(Lil Wayne)、ドレイク(Drake)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)ら人気ラッパーを数多く抱え急成長を遂げているレーベル Cash Money Recordsと契約したことが明らかになった米大物ラップ・ロックバンドのリンプ・ビズキット(Limp Bizkit)だが、その移籍第一弾シングルはリル・ウェインとの共演曲となるようだ。
Cash Money創業者のひとり、ベイビー(Baby / Birdman / Bryan Williams)はXXLの独占インタビューに応じて今回のリンプ・ビズキットとの契約について語り、その中で「かなりヤバい」という出来の移籍第一弾シングルが来週にも発表され、リル・ウェインをゲストに迎えたものになることを明らかにした。またCash Money側はリンプ・ビズキット新作について特に指示を出すつもりもなく、「俺たちは所属アーティストにクリエイティブ・コントロールを任せて、ただバックアップするだけ」という姿勢を打ち出している。もっとも、同じくCash Money入りが昨年11月に発表されたベテラン・ラッパー、バスタ・ライムス(Busta Rhymes)とスタジオ入りした写真も公開されており、Cash Money勢とのコラボも数々聴けそうだ。現在のところアルバム・タイトルや発売日などは未定とのこと。
また、この世間を驚かせたCash Moneyとの契約だが、これはリンプ・ビズキットのフロントマンであるフレッド・ダースト(Fred Durst)からアプローチしたものだったとか。ベイビーは、「フレッドが“君らのチームに加わりたいんだ”って言ってきてさ、俺はもう“まじかよ!?”て感じだった」と驚いたことを明かし、リンプ・ビズキットのファンだったこともあって即答で契約すると返したという。なお、この移籍発表はリル・ウェインが米時間の2月23日、ラジオ番組の中で唐突に明かしたものだったが、本来は12日のグラミー賞の場でリル・ウェインが発表する予定だったとのことで、ラジオでの発言は特にウェインのフライングだったわけではなかったようだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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