(03/16)
6年間の服役を経て出所、昨年11月にCash Money Records入りを果たしたニューオーリンズ出身のベテランラッパー、ミスティカル(Mystikal)の実に11年振りとなる新作タイトルが、同レーベルCEOのバードマン(Bryan "Birdman" Williams)とその看板ラッパー、リル・ウェイン(Lil Wayne)をゲストに迎えた先行シングルと同じ“Original”と発表された。
米ケーブルTV局BETの人気番組「106 & Park」に出演したミスティカルは、「みんなが待っているものはわかっている。タイトルは“Original”だ」と新作のタイトルを発表。同時に同タイトルとなる先行シングルのミュージックビデオも公開した。このビデオは動画配信サイトWorldStarHipHopですでに600万件もの視聴回数を記録しているとのこと。
またミスティカルは、服役以前からバードマンから移籍の誘いを受けていたことも明かし、「刑務所にいることより悪いことは死ぬことぐらいだろう。そんな状態を6年間経験して、家に戻り、最高のレーベルに迎えられた。謙虚になるさ。こんな展開を用意してくれたのは神様にほかならない。大失敗の後にすべてが起こった。神さまが最後に顔をみせてくれた。彼らは俺のキャリアを救ってくれたんじゃない。俺の人生を救ってくれたよ」と語るなどCash Moneyとの契約を心から喜んでいる模様。
元Cash Moneyのプロデューサー、マニー・フレッシュ(Mannie Fresh)とのタッグで彼らの原点でもあるニューオーリンズにこだわって制作を進めているという復帰作“Original”には、現時点でバードマン、リル・ウェンの他に、同時期にCash Money軍団入りしたバスタ・ライムス(Busta Rhymes)と、Cash Money軍団を追随する勢いのリック・ロス(Rick Ross)も参加しているという。リリース時期については今春から今年後半へとずれ込むようだが「アルバムは良くなっているよ。待つ価値はあるね。信じてくれ」とのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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