
(03/16)
根強い人気を誇るカリスマ・ラッパーのナズ(Nas)が、昨年の“Nasty”以来となる公式シングル“The Don”を発表。プロデューサー欄に旧知のサラーム・レミ(Salaam Remi)、若手ヒットメーカーのインターンズ(The Internz)に加えて、昨年急死したラッパーのヘヴィ・D(Heavy D)の名前がクレジットされ、話題を呼んでいる。
この“The Don”は、ショーン・ポール(Sean Paul)のスタイルの源流としても知られるジャマイカのレゲエ・ディージェイ、スーパーキャット(Supercat / Don Dada)のボーカルをサンプリングし、レゲエ的なうねるベースライン、重いキックに808ドラム連打で扇情的な空気が作り出されている。“ドン・ダダ”(※発音的にはダン・ダダ)ことスーパーキャットの「ナズ・ザ・ドン」という声を背景に、ナズは「ヘヴィ・Dが『ナズにラップさせろ』とこのビートをサラームにくれた」「これはすべてのゲットーとフッドへ、ナズ・ザ・ドンとスーパーキャット・ザ・ダン・ダダ、わかったか?」などと曲そのもののエピソードもラップしている。この新曲“The Don”は先日完成したばかりと伝えられる新作“Life is Good”からの第2弾シングルとなる模様。ナズは自身のTwitterで「“The Don”をどう思った? #NasTheDon とタグを入れてくれたらみんなの回答を読むことができる!」と感想を求めている。
なお先日タイガ(Tyga)が、ナズと共演した曲“Kings and Queens”と同じ名前を冠した自主レーベルをナズが新たに立ち上げたと語っていたが、この話についてはナズの広報から正式に事実ではないとのコメントが発表されている。
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau